フルハーネス

2月になりました。墜落制止用器具特別教育の義務化が施行されておりますが、今の所は従来の腰ベルト型の安全帯を使用されているところがほとんどかと思われます。先日フルハーネスを試着させていただく機会があり、今後の購入のための参考にさせていただきました。

メーカーさんも今対応に追われているようで、新しい規格に適応したパーツのものや、着用しやすさの検討などされているようです。ランヤードに関しても使用される方によって様々ですが、やはり照明スタッフの意見としてはあまり長いとどこかに引っ掛けてしまいそうだということもあり、伸縮よりは巻取り式を選ぶ声もありました。

腰ベルト式の安全帯を使用していたのは日本ぐらいだということを特別教育の中でも伺ったのですが、やはり海外ではフルハーネスが当たり前になっているだけ安心感が違うと感じました。写真のPETZLのものは少々お値段が高いですが、日本のメーカーが使用期限を3-5年としているのに対し、PETZLは10年ということですから、体型が大きく変わらない限り使い続けられることで、長期的なコストは低いと考えられますね。もちろん使用の仕方によっては劣化の速度が違いますので、あくまでも目安ではありますが着心地は非常に良かったです。

様々な現場でヘルメット着用や安全帯着用の意識が高まっていることを感じます。めんどくさがらずに、車のシートベルトと同じく、自分の身体を守るためのものとして、安全意識向上に努めていきたいと思いました。

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